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おかめざさ |
庭などに栽培されるイネ科の小形のタケ。密生繁茂し、稈は高さ約1m。節から出る五本の短い枝の先に被針形の葉が一〜二枚つく。カグラザサ。ゴマイザサ。 |
ササ
bamboo grass |
イネ科のタケササ類。
タケとの間にははっきりした区別はないが、一般に丈が低く、茎が細いものを総称していう。
昔は利用面から材{稈(かん)}を利用するものがタケ、葉を利用するものがササとされた。いまはタケノコから成竹になるとき、竹の皮が落ちるものをタケ類、いつまでもついているものをササ類と便宜上区別している。植物学的にはササ類にササ属、スズタケ属、ヤダケ属、アズマザサ属、メダケ属、カンチク属がある。このうちササ属は日本が分布の中心をなし、全国に種類、量ともに多い。日本以外では、樺太、千島それぞれの南半部、および朝鮮半島に産するだけである。稈の基部が斜上し、一つの節から1本の枝が出る。葉鞘(ようしょう)の上縁部にある肩毛(けんもう)はざらつき、花には雄しべが6本ある。 |
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00.05.08裕・編集 |
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